わきが治療の疑問をすべて解決するサイト
わきがの治療法はクリニックによって名称が異なるため、いくつも種類があるように見えますが、実は大きく3種類のみ。治療の目安や症状によって、どの治療法を選択すればよいのか変わってきます。
治療法 | 目的 |
---|---|
剪除法 | 何よりもわきがの「臭い」を 根本的に治療したい人 |
レーザー治療 | わきがの臭いは気になるけど、 傷跡が残る方が気がかり |
ボトックス注射 | 切るのはイヤ。 一時的に汗を抑え臭いを抑えたい人 |
それぞれの治療法についてもう少し詳しく説明していきます。
わきがの原因であるアポクリン腺を、医師が直接目で確認して一つずつ取り除いていくので、わきがの改善率は高く持続力も長いと言われるという剪除法。
根本的に治す治療なので、保険適用で受けることができ、リーズナブルに悩みを解消することができます。わきがの悩みと決別したい人におすすめの治療法です。
皮膚の上からレーザーやマイクロ波を照射し、その熱で臭いの原因となるアポクリン腺や、汗の原因となるエクリン腺を焼くという治療法です。
皮膚を切らずに済むので、日常生活へのリスクも少なく傷跡も残りませんが、保険が適用されない治療のため費用は高価になります。
ボトックスを脇に注射すると汗腺が細くなり、その部分だけ発汗を抑えることができるので臭いが軽減するという考え方です。原因を除去する根本的な治療ではないため、個人差により効果が出ない方もいます。平均4カ月の一時的な効果になりますので、念に2~3回など定期的に通う必要があります。
短期間でもいいから一時的に臭いの対処をしたい方はボトックス注射、わきがが気になるけど傷跡が残ることが心配でという方は、高価な治療法になりますがレーザー治療がおすすめです。レーザーにも様々種類がありますので、医師と相談して決めましょう。
わきがを根本的に治療したい人は「剪除法」が良いでしょう。アポクリン腺を、医師が一つずつ丁寧に直接取り除く方法なので、最も効果が高いといわれています。完治率が高い治療法のため健康保険が適用され、平均5万円前後で受けられるのも理由です。
カウンセリングを通して、納得のできる病院(あるいは先生)かどうかを判断することはとても重要です。
そこでわきが治療のクリニックを選ぶ際は、執刀する医師が直接カウンセリングを行ってくれるかどうかをチェックすることをおすすめします。
手術をする先生がワキの状態を診て治療方針を提案してくれるなら、希望を直接伝えることもできるので安心ですよね。また、治療のデメリットに触れて、丁寧に説明してくれるならば納得も信頼もできるはず。
渋谷駅徒歩5分のビルにあり、アクセス抜群のクリニック。
費用は安価で、片方の脇で諸経費込みおよそ23,000円。保険適応でわきが治療が受けられます。
【対応しているわきが治療法】
剪除法、剪除吸引法、超音波吸引法、ボトックス注射
2018年に30周年を迎えた大手美容クリニック。芸能人の美容整形手術をしていることを公言しており、技術力や品質の高さ、プライバシーの配慮に自信をうかがわせています。
【対応しているわきが治療法】
超音波+ローラークランプ法、ミラドライ、ボトックス注射
新しい設備を常に整えており、いつでも最新の治療が受けられるクリニック。サービスの向上に励みつづけて20年の歴史があります。
【対応しているわきが治療法】
ミラドライ、反転剪除法、ボトックス、マイクロリムーブ法
東京・大阪・名古屋の3院を展開しています。28年間医療事故ゼロを掲げており、信頼性は抜群。表示料金以外はかからないというのも魅力です。
【対応しているわきが治療法】
ボトックス注射
美容外科として30年以上の歴史と実績があり、全国27院を展開している大手クリニックのひとつ。経験豊富な医師が安全第一に考えて施術を行う美容専門クリニックです。
【対応しているわきが治療法】
直視下摘除法(剪除法)、ボトックス注射
CMや雑誌、漫画など様々なメディアに登場し、知名度抜群の美容クリニック。院長自らが体験者となり効果を証明しています。
【対応しているわきが治療法】
吸引法、コンビネーション法、剪除法、ボツリヌストキシン注射、マイクロ波照射
全国の主要都市などに41院を展開しています。若返り・フェイスリフト、小顔、プチ整形、美容皮フ科、二重まぶたを専門とする美容クリニックです。
【対応しているわきが治療法】
ボツリヌストキシン注入、超音波ハイブリッド、とことん超音波ハイブリッド法
全国に75の拠点をもち、海外にも分院を構える大手美容クリニック。初診でも予約をとらずに診てもらえるのが特徴です。
【対応しているわきが治療法】
完全摘出法(剪除法)、根こそぎベイザーシェービング法、マイクロ完全摘出法、レーザーシェービング法、ボトックス
全国に8院を展開。一部の病院は健康保険取扱機関となっています。
また、新宿、大宮、京都院では、切らないわきが・多汗症治療が受けられます。
【対応しているわきが治療法】
ボトックス注射、レーザー脱毛+ボトックス注射、PMR法
上野院を開院するにあたって、旧「アンコスメクリニック」から名称を変更。
小さな子どもでも治療ができるわきが・多汗症治療に力を入れています。
【対応しているわきが治療法】
ボトックス注射、レーザー脱毛+ボトックス注射、PMR法
東京と大阪に拠点がある、わきが・体臭・多汗症を専門に扱うクリニックです。体臭の治療というよりも、患者の「心の痛み」に重点を置いています。院長は体臭に関する著作を多数出版しています。
【対応しているわきが治療法】
小林式絶縁針電気凝固法(A法)、汗腺治療ボトックス、アラガン社製ボトックス
東京エリア以外のおすすめのわきが治療クリニックを紹介しています。
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3タイプに分けられるわきが治療の中で、皮下組織にあるアポクリン腺やエクリン腺を除去する治療法を紹介していきます。
高い効果をリーズナブルに!
「剪除法」
保険適用で受けられる治療法で、医師が1つずつわきがの原因であるアポクリン腺を取り除いてくれるので最も効果が高いと言われています。臭いの原因を根本から取るため、持続力も高く根本的に治したい人向けです。
医師の腕がポイント
「吸引法」
脇の下の皮膚を数ミリ切開し、その穴から細い管を入れて皮下組織、エクリン腺やアポクリン腺を吸引する方法です。皮膚もくっつきやすく、傷跡も残りませんが、汗腺を全て取り除くことは難しいので医師の腕が問われます。
吸引法の進化版
「ローラークランプ法」
吸引法のデメリットを改善させた方法です。吸引法では汗腺を完全に除去することはできませんでしたが、ローラークランプ法は皮膚をローラーで押さえながら吸引するため、吸引法よりもアポクリン腺とエクリン腺をしっかり除去できます。
切除と吸出しの2段階
「クアドラカット法」
4~5ミリの小さな切開を一か所つくります。そこにカニューレを挿入し施術を行います。カニューレの先端にはマイクロシェーバーというギザギザした刃がついており、アポクリン腺とエクリン腺を広範囲にわたって切除、吸い出すことができます。
最古のわきが治療法
「切除法」
わきが治療において最も古い手術方法です。臭いや汗が気になる脇下、脇毛が映えている部分全体を切除し、縫い合わせます。広く切除するため、ひきつれが発生し、場合によっては腕が動かなくなる障害が発生する可能性もあります。
2種類の器具で治療
「PMR法」
数ミリの切開をした後、2種類の器具を使って汗腺組織を取り除く方法です。一つ目の器具で脂肪を含む患部全体の汗腺組織を吸引し、次に「SCカニューレ」を挿入。一つ目の器具で取り切れなかった細部の汗腺組織を取り除きます。
マイクロチップで臭いを破壊
「マイクロリムーブ法」
挿入する医療器具の先端に、マイクロチップが付いており、このマイクロチップが回転することによって、アポクリン汗腺を破壊し、吸引するという仕組みです。使用する器具がとても細いため、切開は小さな範囲で済みます。
何よりも傷を残したくない人向けのレーザー治療を紹介します。
わきがを熱でやっつける
「レーザー・マイクロ波の照射」
皮膚の上からレーザーやマイクロ波を照射し、アポクリン腺やエクリン腺の機能を抑制する方法です。レーザーの場合は注射針のような先端部分を毛根に差し込んで汗腺に直接照射します。
マイクロ波の場合は、汗腺や毛根に重点的に熱を加える機器を用いて、汗腺を破壊します。
振動エネルギー原因を破壊
「超音波治療」
脇の皮膚を数ミリ切開し、超音波を発する管を挿入。超音波の振動エネルギーで固い汗腺類のみを破壊した後、吸引します。熱で皮下組織を破壊するため、皮膚が薄い人には不向きといわれますが、脇の毛を残せる方法です。
高周波電流で治療
「電気凝固法」
毛根から数ミリ離れた場所に針を刺し、高周波電流を流します。すると毛根と同時に、アポクリン腺やエクリン腺が破壊され、汗や臭いが減るという仕組みです。傷跡や日常生活の制限がなく、永久脱毛効果もあります。
マイクロ波で熱ダメージ
「ミラドライ」
マイクロ波を使った機械の名前です。照射するマイクロ波は汗腺の水分に反応し、熱を発します。熱ダメージを受けた汗腺は機能を停止させ、汗をかかなくなります。汗腺機能を破壊するため、わきが中度~重度の人でも効果があるといわれています。
オリジナル治療
「ウルセラドライ」
美容外科形成外科川崎中央クリニックオリジナルの治療法。高密度焦点式超音波による治療方法です。汗腺に焦点を合わせて熱ダメージを与えることにより発汗を抑えます。手術はしたくない、少ない治療回数で効果を出したいという人におすすめです。
2つの治療法を組み合わた
「ペアドライ」
「ビューホット」と「ウルセラドライ」の2つの施術を組み合わせてわきがを治療する方法です。ビューホット治療だけでは残ってしまうアポクリン腺照射漏れを、ウルセラドライで追加照射。2つの治療法のメリットを取り入れ、デメリットを可能な限り回避します。
切る・レーザー以外の治療法を紹介します。
一時的に汗を抑える
「ボトックス注射」
神経毒であるボツリヌストキシンを脇に注射することで、汗を分泌する汗腺の働きを抑制し臭いも抑えます。汗の量を減らすため、脇以外に、手のひらや足の裏の汗が気になる人も、多汗症治療として取り入れるケースがあります。
わきが治療に使われることがあるボトックス注射。ボツリヌス菌の毒素を気になる部分に注射して、汗の分泌を促す神経の働きを抑えることにより、発汗を抑える作用があります。汗の量が減るため、気になるわきがの臭いが減るという仕組みです。
ボトックス注射はわきがの原因であるアポクリン腺を完全に取り除くわけではありません。短期間、あるいは一時的に臭いを抑えたい、という場合はボトックス注射がおすすめです。
そもそもわきがって病気?体質?など基本的な知識をまとめています。
わきがといっても、人によって症状は実に様々。軽度~重度によって、対策や治療の方法も変わっていきます。病院での治療や、自分でできるケアについて紹介します。
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